ドライテックの評判は?実はデメリットもあるんです。
ドライテックとは?
ドライテックとは透水性、つまり水を通す性質を持つコンクリートのことを指します。その仕組みは、コンクリートを構成する材料の一つ一つに小さな隙間があることです。その隙間から雨水は下に落ちていくため、他のコンクリートと違い、コンクリートの上に水が残らないようになっています。
水たまりが出来ない!でドライテックブーム到来
ドライテックの最大の特徴は、水たまりができないところにあります。以前、外構工事でコンクリートを打つ際は、水たまりができないように勾配を作ることが必要でした。水たまりは日常生活にストレスを与えます。特に、車の乗り降りが多い駐車場ではコンクリートの利用が必須だったため、水たまりのできないコンクリートのニーズは非常に高かったのです。ドライテックは勾配を作らずとも勝手に水が下に流れ落ちていくため、高価格にもかかわらず高い人気を集めるようになりました。
ドライテックのデメリットが徐々にわかってきた
このように、ドライテックは水たまりができないことから多くの会社でよく使われました。ですが、時間がたつにつれ、ドライテックの持ち味である水を通す効果が弱まることが分かってきました。その原因は目詰まりです。水を通す隙間である部分にゴミ等が溜まると、水が下に流れなくなってしまうのです。さらに、勾配を作っていない分たまった水はそのまま地面に残り続けてしまうため、長い目で見ると結局ドライテックでも水たまりができてしまうのです。こうした理由から、弊社はドライテックの使用をおすすめしておりません。
ケーガーデンの対処法
弊社は勾配を作らずに、なおかつ水たまりができないコンクリートの打ち方の対処法を考案しています。その対処法は以下の2つになります。
1:集水桝を設けて雨の逃げ道を作る
2:コンクリートと砂利を混ぜ、水の逃げ道を作る
これらの対処法は施工する土地の水はけから判断します。砂利の対処法の場合、水はけが悪いと逆に何日も水が溜まってしまうため、事前調査をしてから対処法を提案します。
まとめ
ドライテックは長期的な目で見ると水たまりが発生することが確実なので、利用するのはやめておきましょう。弊社では、勾配を作らずとも水たまりのできないコンクリートを打つ方法が提案できるため、ぜひ相談してみてください。