生垣をフェンスに変えると何が変わる?メリット・デメリットや工事費用をご紹介!
隣地や道路との境界として生垣を好む方もいるかと思います。塀や柵、フェンスなどにはない四季折々の表情をみせる生垣は、風情がある一方で日常的なお手入れが必要とされることも事実です。生垣の剪定や防虫対策などは自分でやるには手間も時間がかかり、かといってプロに依頼すれば費用がかかってしまいますよね。
このようなメンテナンスの大変さからか、最近では生垣をフェンスに変えたいというご相談をよく受けます。フェンスのデザインや性能はここ数年で格段に進化しており、これまで生垣で保たれていた景観や雰囲気を損なわないようなデザインのフェンスも多く出ています。今回のコラムでは、生垣をフェンスに変えるメリット・デメリット、フェンスの種類、そして工事の費用感などをお伝えします。
生垣からフェンスに変えるメリット
メンテナンスが楽になる
生垣は木や枝が伸びるので日常的なメンテナンスを必要としますが、フェンスの場合はメンテナンスフリーになります。放っておくと形状に変化がでてしまう生垣と違って、フェンスは安定した形状を保つことができます。
2、虫が減る
生垣にしている木の種類にもよりますが、生垣は自然の植物なので虫がつくことは避けられません。人間に直接的に害を及ぼさない虫だったとしても、虫がそもそも苦手という方もいるので、フェンスにして虫が減ることはメリットといえます。
防犯性が上がる
生垣のデザインによっては、木々の隙間から犬や猫などの小動物だけではなく人間も侵入することが可能です。しかし、フェンスにすることによって境界としての機能だけではなく、侵入経路を塞ぐという防犯機能も備わります。
生垣からフェンスに変えるデメリット
1、見た目として緑がなくなるので寂しく感じる場合も
生垣を構成する木々の緑は、住む人だけではなく近隣住民に安らぎを与え、リフレッシュできる視覚効果があります。それがなくなり無機質なフェンスに変わると、見た目の印象が変わり、少し寂しく感じるかもしれません。
選ぶフェンスによって風通しが悪くなる
生垣は木々や枝葉の隙間から風が抜けますが、フェンスに変えるとデザインによっては風通しが悪くなることもあります。
選ぶフェンスによって目隠しが出来なくなる
フェンスのデザインが網状や柵状のものであれば、境界としての機能は果たしますが目隠しとしての機能は期待できません。
生垣の風合いを失いたくない場合は植木を変えるという手もある
メンテナンスは最低限で、できることなら虫もつかないような生垣がいいという希望は、無理なようで実は不可能ではありません。どうしても生垣にこだわりたいのであれば、生垣に使用している木の種類を変えるという方法もあります。
例えばラマンカキという低木は、非常に成長が遅いため剪定の頻度が少なくて済むことに加え、虫もほとんどつかないという特性を持っています。
またツツジ系もおすすめです。ツツジ系は枝が密なので、葉が落ちても中まで透けることがなく、虫もつきづらいので手間もかかりません。春には色とりどりのツツジの花が咲くので、様相の変化も楽しむこともできます。
生垣にはフェンスにはない良さがあるので、生垣は残したまま手間を省きたいという方もご相談ください。
フェンスに変える費用感
実際に生垣からフェンスに変える場合の費用についてお伝えします。
生垣が幅10mの場合、生垣の撤去に10万円~15万円ほどかかります。(処分費込)
そして、撤去後のフェンスの設置費用はデザインによって異なるので、以下で画像とともにご紹介します。
15万円
このタイプは、目隠し効果はありませんがプランターなどを掛けて目隠しを工夫する方もいます。
25~30万円
こちらは、完全に目隠しができるわけではありませんが、程よくシルエットがぼかされるので適度にプライバシーが保たれます。
40万円
このタイプは、塀のような目隠し効果があります。塀よりも軽量で、地震などで倒壊の心配もありません。
生垣をフェンスに変える工事期間
弊社では現地調査を行ってお見積りを提出したのち、4日間の工期(撤去:2日間、フェンス設置:2日間)で作業を完了させることができます。
ケーガーデンのエクステリア工事
エクステリア工事を専門とするケーガーデンには、熟練の外構職人が自社内にいるだけではなく、生垣に使用する植木について知り尽くしているプロの植木職人とのネットワークもあるので、お客様のご希望に応じて柔軟な提案が可能です。弊社がこれまでに手がけた施工事例や、自社の実店舗にあるカタログを見ながら、お客様のイメージに近い最適なフェンスを選ぶことができます。
私たちは外構工事のプロとして、デザイン、セキュリティ、風通しなど、プロならではの観点からアドバイスをさせて頂きます。
外構工事のこと、生垣やフェンスのことでお悩みがありましたら、ぜひお気軽にケーガーデンにお問い合わせ下さい。