外構工事の費用を抑える方法8選と工事場所別外構工事費用の相場を紹介
「外構工事の費用は高い」そんなイメージを持っていませんか？
費用によって憧れの外構を諦めてしまうのは、とてももったいないです。
そこで今回は、外構工事の費用を抑える方法について、8つの効果的なテクニックを紹介します。工事場所ごとの外構工事の費用相場も解説するので、想像以上に費用を抑えられる可能性があります。外構の知識がなくても、取り組みやすい内容なのでぜひ参考にしてください。
費用を抑えてあなたの理想の外構工事を実現しましょう。
外構工事の費用を抑える方法8選
外構工事の費用を抑えるには8つの方法があります。順番に見ていきましょう。
外構工事の費用を抑える方法①：相見積もりをする
相見積もりは基本的な費用を抑える手段です。
外構工事の費用は業者によって大きく異なります。1、2社の見積もりだけで決定せず、複数の業者から見積もりを取ることで、適切な費用相場を理解できます。
相見積もりによって高額な業者を避け、適正な価格で工事を進められるでしょう。
外構工事の費用を抑える方法②：外構専門業者に依頼する
外構専門業者への依頼も費用を抑える有効な手段です。
外構専門業者は外構に特化した知識と技術を持っているため、高品質な工事を提供してくれます。安くても低品質な仕上がりでは、数年で修理が必要になり、長期的に見てコストパフォーマンスが悪くなります。
無駄な出費を抑えつつ、長持ちする外構をつくることが大切です。専門家への依頼を検討してみてください。
外構工事の費用を抑える方法③：シンプルな外構にする
シンプルなデザインの外構にすると費用を安く抑えられます。
複雑なデザインや特殊な材料は費用を押し上げがちです。シンプルなデザインにすることで、材料費や労力を抑え、全体の費用を下げられます。
次のような外構はシンプルで費用が抑えられるでしょう。
- 門柱を設置しない
- ウッドデッキを設けない
- ガレージやカーポートを設けない
せっかくのマイホームでこだわりを詰めたい気持ちはあるでしょう。予算と相談しつつ、上記のようなオプションは本当に必要か考えてみてください。
外構工事の費用を抑える方法④：オープン外構・セミクローズ外構にする
オープン外構やセミクローズ外構で費用が抑えられます。オープン外構とセミクローズ外構は家を囲うブロックやフェンスがないか少ないので、建築材料の節約につながります。さらに、開放感のある見た目になるでしょう。
クローズ外構とは家の周りを囲って見えないようにしている外構で、囲いの建築材料が必要です。プライバシーが守られるというメリットがありますが、費用が高くなります。
外構工事の費用を抑える方法⑤：駐車場の施工を工夫
駐車場の施工に工夫を凝らすと費用を節約できます。駐車場にはコンクリートが使われますが、コンクリートの費用は高いです。コンクリート部分をできるだけ少なくすると、費用を抑えられるでしょう。次のような工夫が有効です。
- タイヤが乗る部分だけコンクリートで作り、残りは砂利を敷く
- コンクリート平板で作る
- 砕石を敷いて駐車場にする
部分的にコンクリートでつくった方がおしゃれに見えます。
外構工事の費用を抑える方法⑥：フェンスを工夫
フェンスの工夫も大切です。フェンスは外構費用の多くを占めるため、工夫すると大きな節約につながります。
例えば、必要最低限の高さと長さにしたり、価格が手ごろな材質を選んだりするとよいでしょう。
しかし、安すぎる素材は低品質の可能性があります。劣化が早く、修理が必要になり、長期目線で費用がかさむことになりかねません。素材の耐久性もしっかりチェックしましょう。
外構工事の費用を抑える方法⑦：工事の優先度を決める
工事の優先度を決めることも重要なポイントです。外構にはたくさんの要素があります。
- 駐車場
- フェンス
- ウッドデッキ
- カーポート
- 照明
- 芝生
- 表札
こだわればこだわるほど高くつきます。自分のなかで譲れない部分を優先させ、お金をかけない部分も決めましょう。全てにこだわると、外観のバランスが崩れることもあるので、外観の全体のバランスを考えるのも大切です。
外構工事の費用を抑える方法⑧：あらかじめ決めた予算内で提案してもらう
予算内で提案を受けることも重要です。
工事業者にあらかじめ予算を伝え、その範囲内で最良の提案をしてもらうことで、コストを抑えつつ理想の外構を実現できます。予算オーバーを防ぎつつ、自分の理想がどこまで叶えられるか相談しましょう。
外構工事の費用相場はどれくらい？ 
外構工事の費用相場を見ていきましょう。
住宅本体の10％程度が目安
外構工事の費用は、何を基準にすればいいのでしょうか。一般的には「住宅本体の建築費用の10％程度」が目安とされています。
例えば30坪の土地で住宅を建築する場合、大まかな費用相場は約100〜300万円です。しかし、この価格はあくまで目安です。工事の詳細内容や住宅の広さ、生活スタイルなどによって費用は変動します。門扉や門柱、玄関アプローチの設置で30万円〜、外構フェンスにも同様に30万円〜、さらに塀やエンクロージャー設置で50万円と、細かい工事ごとに価格が異なるのです。
また、業者選びも費用に大きく影響します。良心的な業者を見つけるためのポイントは次のとおりです。
- 複数社から見積もりを取る
- 提案能力のある業者を選ぶ
- 自分のこだわりが得意な業者を選ぶ
どんなに情報を集めても、具体的な費用は実際に見積もりを取るまでわかりません。慎重に業者選びを行い、自分の予算に合った最適な外構工事を実現しましょう。
工事場所別費用目安
工事場所別にかかる費用の目安を紹介します。
門まわり
門まわりは我が家の”顔”であるため、特別なこだわりを持つ方も多いでしょう。
門扉、門塀、ポストなどを組み合わせて考えるのが一般的です。使用する材質などによりますが、目安としては15～30万円程度が考えられます。
アプローチ
玄関アプローチは、門まわりから玄関への道筋を歩きやすくする工事です。砂利やコンクリートを敷いて歩きやすくします。
毎日通る場所だからこそ、安全性に配慮が必要です。
費用は1平米あたりの価格で算出することが多く、おおよそ30～60万円程度と見込んでおきましょう。
フェンス
フェンスは外からの視線を遮るだけでなく、防犯にも役立ちます。材質は木材やアルミ、樹脂など様々な種類があり、選んだ材質により費用も変動します。相場は30～50万円程度です。
駐車場・カーポート
駐車場は縁石やカーポートの設置など、施工内容により費用は異なります。土間コンクリート打ちだけなら20万円程度、カーポートやガレージを設置すると40～100万円程度かかります。
庭・テラス
庭工事は工事規模によって大きく費用が変わります。
芝生を敷くだけの簡易的なものならば1平米あたり1万円程度。デッキやシンボルツリーの設置などが含まれると50～100万円程度。庭全体を一新するような大規模工事では100万円以上が見込まれます。
テラスやウッドデッキの費用は床材や屋根の有無によりますが、15～50万円程度でしょう。
植栽
植栽は家の雰囲気を引き立て、外からの視線を遮る役割もあります。植栽があるのとないのとでは、雰囲気が全く異なるでしょう。選ぶ樹木の種類や数によって費用も異なります。費用は、5～10万円程度です。
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