玄関アプローチの階段費用はいくら?相場・素材別費用・施工例を徹底解説!
玄関アプローチの階段を設置しようと考えたとき、まず気になるのはその「費用」ではないでしょうか。素材や段数、施工内容によって価格が大きく変わるため、正しい知識がなければ予算オーバーになる可能性もあります。
この記事では、玄関アプローチの階段費用について、相場から素材別の違い、費用を抑えるコツまで詳しく解説します。施工例も紹介しているので、実際のイメージを掴みたい方にもおすすめです。
外構工事が初めての方もぜひ最後まで読んでみてください。
玄関アプローチの階段費用はいくらかかるのかを知る前に知っておきたい基礎知識
まずは、玄関アプローチの階段費用を理解するために欠かせない基本的な知識を押さえておきましょう。敷地条件や使う素材によって価格が大きく変わるため、基本を知っておくことが大切です。
玄関アプローチとは何かを理解する
玄関アプローチとは、道路や駐車場などから玄関までをつなぐ道のことです。玄関までの「顔」とも言える部分で、見た目の印象や使いやすさに大きく関わります。
階段やスロープ、植栽、舗装などを含めた全体のデザインによって、家の雰囲気がガラリと変わります。
特に階段は、敷地に高低差がある場合に必ず必要となる部分です。
毎日通る場所だからこそ、安全性と美しさのバランスが重要になります。
階段の必要性は敷地の高低差に関係する
階段が必要になるかどうかは、家の敷地と道路の高さに差があるかどうかで決まります。例えば、道路より家が高い位置にあると、玄関までのアプローチに階段を作る必要があります。
逆に高低差が少ない土地であれば、スロープや緩やかな傾斜で済む場合もあります。
設計前に敷地の地形をしっかりと調べておくことが大切です。
高低差が大きいほど階段の段数が増え、費用も高くなる傾向があります。
使用される素材によって費用が大きく変わる
玄関アプローチの階段に使われる素材には、コンクリート、タイル、自然石などさまざまな種類があります。
一般的に、素材のグレードが高いほど施工費用も高くなります。たとえば、自然石は高級感がありますが、加工が難しく費用が高くなりがちです。
逆にコンクリートは安価で施工も比較的簡単なため、コストを抑えたい方におすすめです。
素材選びは見た目だけでなく、メンテナンス性や耐久性も考慮する必要があります。
外構工事全体の中で階段の費用が占める割合を把握する
外構工事には、門扉・フェンス・駐車スペース・植栽などさまざまな工事がありますが、階段もその一部です。
全体の工事費の中で、階段が占める割合はおおよそ10〜30%程度です。
段数が多かったり、高価な素材を使用した場合は、階段費用の割合がさらに高くなることもあります。
予算の配分を考える際は、階段にかける金額が全体のどのくらいになるのかを意識しましょう。
玄関アプローチの階段費用の相場はどのくらい?材料別・段数別に解説
玄関アプローチの階段費用は、使用する素材と段数によって大きく異なります。ここでは素材ごとの相場を紹介しながら、段数による費用の違いについても解説します。
コンクリート階段の費用相場は1段あたり1万〜2万円程度
もっとも一般的な素材であるコンクリートは、1段あたり約1万〜2万円が相場です。
施工がしやすく、仕上げも自由度が高いため、コストパフォーマンスに優れています。
滑り止め加工やステンシルなどを加えることで、見た目の印象もアップします。
コストを抑えつつ耐久性も求めるなら、コンクリートがおすすめです。
タイル階段は1段あたり2万〜3万円程度が一般的
タイルを使った階段は、見た目が美しく高級感があります。1段あたりの費用は約2万〜3万円です。
デザイン性が高く、玄関まわりの印象をワンランク上げてくれます。
ただし、施工に手間がかかるためコンクリートより高めの費用になります。
美しさを重視したい場合に向いていますが、滑りやすいので表面加工に注意しましょう。
自然石階段は高級素材で1段あたり3万〜5万円になることが多い
自然石は高級感と重厚感が魅力で、1段あたりの費用は3万〜5万円と高額です。
石の種類によって価格差が大きく、また加工や施工にも高度な技術が必要です。
耐久性や風合いに優れ、年月とともに味わいが出るのも特徴です。
予算に余裕があり、唯一無二のデザインにしたい方にはぴったりの素材です。
5段・7段など段数が増えるとトータル費用が大きくなる
当然ですが、階段の段数が増えるとその分費用も増加します。
例えば、コンクリート階段を5段作ると5万〜10万円、7段なら7万〜14万円程度になります。
タイルや自然石を使うとさらに高額になるため、段数によっては予算オーバーの原因になります。
高低差を緩やかにする工夫を取り入れたり、スロープとの併用も選択肢の一つです。
玄関アプローチの階段費用に影響するポイントとは?デザイン・施工内容による違い
同じ素材・段数でも、デザインや施工内容によって費用は大きく変わることがあります。ここでは、主な影響要因について解説します。
階段の形状(直線・曲線・スロープ併用)で施工難易度が変わる
階段の形状には直線型、L字型、曲線型などがあります。シンプルな直線型がもっとも費用が安く、曲線型やスロープを組み合わせると施工が難しくなり、その分費用が高くなります。
曲線やスロープはデザイン性やバリアフリー面で優れていますが、型枠や施工の手間が増えるため注意が必要です。
目的や使う人に合わせて適切な形状を選びましょう。
シンプルな構造にすることで費用を抑えることもできます。
手すりや照明の有無によって追加費用が発生する
安全のために手すりや階段照明を設置する場合、追加費用が発生します。
手すりは1本あたり2万〜5万円程度、照明は1ヶ所あたり1万〜3万円ほどが相場です。
夜間の安全性やバリアフリー対策を考えるなら、設置する価値は十分にあります。
ただし、予算が限られている場合は最小限に抑える工夫も必要です。
基礎工事の有無や地盤状況が工事費用に影響する
地盤が弱い土地では、階段設置前に地盤改良や基礎工事が必要になることがあります。
基礎工事には数万円〜十数万円かかることもあるため、見積もりの際は必ず確認しましょう。
地盤の状態が良ければ、追加費用は抑えられます。
土地の状態によって予算が変わることを念頭に置いておきましょう。
デザイン性の高い階段は材料費と施工費が高くなる
曲線デザインやモダンな意匠の階段は、材料や施工に手間がかかるため費用が高くなります。
個性的な外観を求める場合は、それなりの予算が必要になります。
また、デザイナーや設計士との打ち合わせ費用がかかることもあります。
どこまでこだわるかを事前に明確にしておくことが費用を抑えるポイントです。
玄関アプローチの階段費用が安くなる施工方法や業者選びのコツ
階段工事にかかる費用を抑えるためには、素材や設計だけでなく、施工業者の選び方や見積もりの取り方も重要です。ここでは、費用を安くするために知っておきたいポイントを紹介します。
相見積もりを取ることで適正価格がわかる
外構工事は業者によって見積もり金額に差があることが多いため、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。
相見積もりをすることで、どの業者が適正価格で提供しているかを比較することができます。
金額だけでなく、工事内容や使用する素材、アフターサービスの内容も確認しましょう。
焦って1社だけに依頼せず、複数社を比べることが節約の第一歩です。
地元の外構専門業者は費用が安くなる可能性がある
大手リフォーム会社よりも、地域に根ざした外構専門業者の方が費用を抑えられることがあります。
地元の業者は中間マージンが発生しにくく、職人との距離も近いため、細かな希望が伝えやすいのが特徴です。
評判や口コミ、施工例を確認して信頼できる業者を選びましょう。
地元業者は融通が利きやすく、コストパフォーマンスも高い傾向があります。
シンプルなデザインにすることでコストダウンが可能
階段の形状や素材をシンプルにすることで、工事費用を大幅に下げることができます。
例えば、直線型の階段や無駄のないデザインを選ぶだけでも、工事の手間や資材の量が減り、費用が抑えられます。
見た目にこだわりすぎず、機能性を重視することでコストパフォーマンスが高くなります。
デザインを絞り込むことは、結果的に予算管理のしやすさにもつながります。
一括見積もりサービスを利用することで比較しやすくなる
最近では、外構工事専門の一括見積もりサイトを利用する人も増えています。
簡単な情報を入力するだけで、複数の業者から見積もりが届くため、比較検討がしやすくなります。
時間と手間を省きつつ、多くの選択肢から選べるのが大きなメリットです。
初めての外構工事でも安心して進められるサービスなので、活用してみましょう。
実際にかかった玄関アプローチの階段費用の施工例を紹介
ここでは、実際に玄関アプローチの階段を設置した方の施工例をいくつか紹介します。使用素材や段数、オプションによって費用がどう変わるかの参考にしてください。
コンクリート階段5段+手すり付きで約15万円の例
シンプルな直線型のコンクリート階段5段に、ステンレス製の手すりを取り付けた例です。
費用はおよそ15万円で、比較的安価でありながら安全性も確保されています。
滑り止め加工も施されており、雨の日でも安心して使える仕様です。
費用を抑えつつ安全性を確保したい方にはおすすめの施工内容です。
タイル仕上げ階段7段で約25万円の例
タイル仕上げの直線型階段で、段数は7段。施工費用は約25万円でした。
見た目が華やかで、玄関まわりが高級感のある印象になります。
タイルは耐久性が高く、汚れも落としやすいため、お手入れも簡単です。
見た目の美しさを重視する方には非常に人気のある選択肢です。
天然石階段3段+照明付きで約30万円の例
天然石を使用した3段の階段に、LED照明を埋め込んだ高級仕様の施工例です。
照明は自動点灯式で、夜間の安全性とデザイン性を兼ね備えています。
石材の選定や加工に費用がかかるため、全体で約30万円となりました。
夜間の演出やこだわりの玄関まわりを演出したい方に向いています。
L字型階段+スロープ併設で約50万円の例
玄関までの高低差が大きく、L字型の階段にスロープを併設した複合型のアプローチです。
車椅子やベビーカーも使いやすく、バリアフリーを重視した設計になっています。
手すり・照明・排水処理も含め、総額は約50万円と高額ですが、利便性は非常に高いです。
長く安心して暮らすための投資として、非常に価値のある施工例です。
玄関アプローチの階段費用とあわせて知っておきたいメンテナンスのコツ
せっかく作った玄関アプローチの階段も、きちんとメンテナンスしなければ劣化してしまいます。ここでは、長持ちさせるための基本的なメンテナンス方法を紹介します。
タイルや石材は定期的に洗浄して汚れを防ぐことが大切
玄関アプローチの階段は外にあるため、ホコリや泥、雨ジミなどがつきやすいです。
特にタイルや自然石は汚れが目立ちやすいため、定期的にデッキブラシなどで洗浄しましょう。
市販の中性洗剤を使って軽くこするだけでも、見違えるようにきれいになります。
汚れを放置すると滑りやすくなるので、安全のためにも定期清掃が必要です。
ひび割れやズレは早めに補修することで長持ちさせられる
コンクリートやモルタル仕上げの階段は、経年劣化によってひび割れやズレが起こることがあります。
小さなひび割れでも放置すると雨水が入り込み、劣化が進んでしまいます。
ホームセンターで販売されている補修材などを使えば、簡単に修復可能です。
トラブルを早期に発見し、すぐに対処することが階段を長持ちさせる秘訣です。
手すりや照明の点検も安全のために重要
手すりがグラついていたり、照明が切れていたりすると、転倒やケガの原因になります。
月に1回程度は、手で揺すって強度を確認したり、照明の点灯状況をチェックしましょう。
照明が点かない場合は、電球交換だけで済む場合もあります。
安全性を保つためにも、定期的な点検は欠かせません。
冬場の凍結対策として滑り止め対策を行う必要がある
雪が降る地域では、冬場に階段が凍結することで滑りやすくなります。
滑り止めシートやマット、凍結防止剤などを使って対策しましょう。
特にタイルや石材は凍結による滑りに弱いため、早めの対策が必要です。
冬場の事故を防ぐためにも、凍結対策はしっかり行いましょう。
玄関アプローチの階段費用はいくら?施工例と相場から見るまとめ
ここまで紹介してきた内容をふまえ、玄関アプローチの階段費用に関する重要なポイントを整理します。
使用する素材と段数で費用に大きな差が出る
もっとも安価なのはコンクリート製で、1段あたり1万〜2万円が目安です。タイルや自然石などの高級素材になると、1段あたり3万〜5万円になることもあります。
段数が増えるほど費用は上がるため、敷地の高低差をしっかり把握しておきましょう。
デザインやオプション次第で追加費用が発生する
階段の形状や照明、手すりなどのオプションを加えると、費用はさらに増加します。
見た目と使い勝手のバランスを取りながら、必要なものだけを取り入れるのがコツです。
見積もり比較とシンプルな設計で費用を抑えられる
相見積もりを取ることや、シンプルな直線階段を選ぶことで、トータルの工事費を大きく下げることができます。
地元業者の活用や一括見積もりサービスも上手に活用しましょう。
施工後のメンテナンスも含めてトータルコストを考える必要がある
最初の施工費だけでなく、長期間にわたって維持するためのメンテナンス費用も考慮することが大切です。
安全性と美観を保つために、こまめな点検と清掃を習慣化しましょう。
外構工事は、私たちケーガーデンにお任せください!
今回この記事では、玄関アプローチの階段費用について解説いたしましたが、この記事を読んで本格的に外構工事を検討し始めた方もいらっしゃるかと思います。
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