新築での外構費用がない・足りないときはどうすればいい?最低限新築でやっておきたい外構工事と費用を抑えるポイントを紹介
新築の夢が現実に!でも、外構のことを考えると不安がよぎりますよね。特に「外構費用がない」と感じる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新築時の外構にお悩みの方へ、お求めやすい費用で魅力的な外構を実現するためのポイントを詳しく解説します。この記事を通じて、コストを抑えつつも効果的な外構工事の進め方や、必要最低限の工事を知ることができます。予算が厳しい方でも、きっと素敵な外構が完成するヒントが見つかるはずです。
この記事を参考にして、理想の外構作りを目指しましょう。
最低限やっておきたい新築外構
最低限やっておくべき新築外構は、以下の4つです。
境界部の外構
境界部の整備は、家の安全を向上させるためのキーとなります。
ブロック塀やフェンスを取り入れることで、境界をしっかりと確定する方法が主流です。これにより、不審者が玄関や庭へのアクセスを制限できるとともに、防犯効果も向上します。さらに、きちんと土地を区画することで、隣接する家とのトラブルのリスクを低減することも可能になります。
雑草対策
雑草との戦いは外構の重要なテーマの一つ。
対策としては、コンクリート舗装や石張りのような大掛かりな方法から、除草シートや砂利敷きのような手軽な方法まであります。しかし、除草シートや砂利は定期的なメンテナンスや交換が求められ、手間がかかることが考えられます。
そのため、費用がかかったとしても最初に工事しておくことをおすすめします。
アプローチの外構
アプローチの存在は、家の機能性を高める上で欠かせません。
なぜなら、アプローチがないとポストやインターホン、表札などの日常の機能が利用できなくなってしまうからです。さらに、玄関周りに土が飛び散ったり、雨天時に泥が靴や車を汚してしまうデメリットもあります。
適切なアプローチで、生活の利便性を確保しましょう。
駐車場
車の停車場所が土のままだと、タイヤや車体が泥で汚れるリスクが高まります。特に雨天時は泥が飛び散ることもあるでしょう。
そのため、コンクリートやアスファルトでの舗装は、車の清潔さを維持するために行うべきです。駐車場の整備は、車を長持ちさせるための投資とも言えるでしょう。
外構工事の費用を減らすためのポイント
外構工事の費用を減らすためのポイントを4つご紹介します。
ハウスメーカーには依頼しない
ハウスメーカーを通しての工事依頼は、中間マージンという追加の費用がかかることがあります。
具体的には、ハウスメーカーが仲介役となることで、費用がいくらか増加してしまうことが考えられるのです。ですから、外構工事の際は、直接外構専門の業者に依頼する方が、費用を安く抑えられる可能性が高まります。
外構業者の中から相見積もりを取って選ぶ
1つの業者のみに依頼するのではなく、数社の業者から見積もりを取り寄せて比較することは大切です。
なぜなら、業者ごとに提供するサービスや料金が異なるため、多くの選択肢を比べることで、より良い条件のもと、費用を最小限に抑えることができるからです。
コスパの高い施工方法を選ぶ
コストを抑えつつ、しっかりと機能を果たす施工方法を選ぶことも大切です。
例えば、境界部にはコストが低めのメッシュフェンスを選び、駐車場には砕石敷きを採用するなど、賢く選ぶことで、予算内での外構工事が実現可能になります。
自分でできる部分は自分でやってみる
外構工事の中には、業者に依頼せずとも自分で行えるものがあります。
雑草対策はその代表的な例。まずは地面を均一にし、除草を実施。その後、除草シートや砂利を適切に敷くことで、雑草の繁茂を防ぐことができます。
このようなDIYでの対応は、コストを大きく抑えるポイントとなるでしょう。
外構工事をやらないことで生じるデメリット
外構工事をやらないと、以下のようなデメリットが生じてしまいます。
メンテナンスが大変
外構工事を行わないと、敷地が土だけの状態になってしまいます。このような場合、敷地全体が汚れる原因となります。
例えば、雨天後の泥の付着や乾燥した土の飛散など、定期的なケアが必要となります。このような状態を放置すると、家の外観だけでなく、健康面でも問題が生じる恐れがあります。
プライバシーや安全性が下がる
外構工事を施さない家は、周囲からの視線を遮る塀やフェンスがないため、家の中が外から見えやすくなります。さらに、敷地内へのアクセスが容易となるため、侵入者が入ってくるリスクも増加します。
これにより、家の中のプライバシーが守られず、防犯面でも不安要素が増えてしまいます。
外観が損なわれる
家そのものが美しくデザインされていても、敷地の外周が整備されていない場合、全体の印象が悪くなってしまいます。
整備されていない土地は草木が乱れ、全体の美観を乱す要因となります。敷地の美しさは、家全体の印象を左右する大切な要素であり、適切な外構工事が必要となります。
近隣トラブルに繋がる恐れ
土のままの敷地は、風で土や砂が舞い上がり、近所の洗濯物や室内に飛び込むことがあります。これは近隣の方々からのクレームの原因となる可能性が高いです。また、敷地内に水溜りができたり、雑草が生い茂ると、蚊の繁殖地となり、近隣への迷惑となってしまいます。
これらの問題を避けるためにも、適切な外構工事を検討することが大切です。
外構工事は1度にすべて行う必要はない
外構工事を行う際に、すべての工事を一度に行う必要は実はありません。
外構工事には日常生活に直結しない部分も含まれているため、それらを後回しにして、まずは必要不可欠なポイントを優先して施工することが可能なのです。
例えば、新築の際にはまず駐車場やアプローチ、エントランスなどの基本的な部分を整備し、庭の植栽やデザインにこだわる部分は、後から計画するという方法も考えられます。最初に最低限の部分だけを整えることで初期の出費を抑えつつ、余裕ができたときに追加で施工を行うという柔軟な計画が可能となります。
さらに住み始めてから、実際にどのような外構が必要か、どの部分を重点的に整備したいかというニーズが明確になることもあります。そのため、一度に全てを施工するよりも、段階を踏んで外構工事を行うことで、より自分たちの生活スタイルに合った外構を実現できる可能性もあります。
外構工事は一度にすべてを完了させる必要はなく、ライフスタイルや予算に応じて段階的に施工を行うことで、より賢明な選択をすることができます。
外構工事の費用を抑えるなら外構専門業者へ依頼を!
今回の記事では、新築での外構費用がないときにどうするべきかということを解説してきました。
結論から言うと、外構工事は1度にすべて行う必要はありません。最低限やっておくべきポイントだけ抑えておけば、初期費用を安く済ませることが可能です。
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